マルホレポート2022
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皮膚科学領域のリーディングカンパニーとして外用剤ブランドの確立と皮膚科学への展開➡ 詳細については、事業領域の拡大(P.23-24)をご参照ください。05現在は、マルホ発條工業株式会社をはじめ、国内7社、国外16社のグループ会社を擁し、医療用医薬品、診断薬、医療機器、セルフケアなどの多様な事業を展開する企業グループに進化しています。2002〜乾癬などの治療薬「オキサロール軟膏」は、ステロイドを含まない医薬品として支持され、マルホの外用剤開発・製造の基盤確立に寄与しました。経口薬の抗生物質「ファロム」は、幅広い感染症に使用できるため、小児向けの製品も発売しています。外用剤にとどまらず、経口剤や注射剤の製品開発にも注力し、幅広いニーズに対応しています。治療に必要不可欠な「診断」も含めた総合的な情報提供によるケアサイクルを推進するべく、診断薬事業を展開しています。2011〜アトピー性皮膚炎やざ瘡(ニキビ)、乾癬、各種感染症など、多様な皮膚疾患に対応する広範な製品ラインアップを形成するとともに、既存製品の効能追加や剤形追加によって治療の選択肢を拡大し、患者さんのQOL向上に貢献しています。マルホの医薬品における知見とマルホ発條工業株式会社の精密金属加工技術を融合し、両社の強みを活かした取り組みを展開しています。毎日のスキンケアから関わることでもっと多くの方に貢献したいという想いのもと、自社スキンケアブランドを展開。また、株式会社コーセーと設立した合弁会社コーセーマルホファーマ株式会社を通じ、両社の価値を融合させた高保湿スキンケアブランドを新たに展開しています。主なグループ会社国内マルホ発條工業株式会社➡ 詳細については、主なマルホグループ (P.50)  をご参照ください。連結子会社持分法適用関連会社国外Maruho Deutschland GmbH(ドイツ)立山製薬工場株式会社株式会社ローマン工業コーセーマルホファーマ株式会社Biofrontera AG(ドイツ)Maruho Israel Innovation Fund GmbH & Co. KG(ドイツ) Maruho Israel Innovation Labs Ltd.(イスラエル)Maruho America Inc.(アメリカ)Maruho Medical, Inc.(アメリカ)診断薬事業マルホグループの共創による事業領域の拡大医療機器事業セルフケア事業2022年9月期売上高(連結)95,390百万円

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