マルホレポート2022
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マルホ発條工業株式会社マルホ発條工業グループ合計売上高主な取り組み◦ムリ・ムダ・ムラの排除による生産性の向上◦海外展開に向けた国内「ものづくり」のグローバル指導26(百万円)10,0007,4168,4828,0007,2436,0004,0002,00020172018 第3次中期計画の2年目である2022年9月期は、製造、営業、品質における「現場力の強化」を経営の基本方針に掲げ、開発から製造、販売まで一貫して手掛ける「開製販」一体運営のさらなる進化に注力しました。アジア事業の拡大に向けて、ばね事業の生産能力を拡充したほか、機械事業および医療機器部品事業では新規開発商品の創出と市場投入を通じて事業基盤の一層の拡大を図りました。こうした取り組み等により医療機器部品事業の売上高は25億81百万円(前期比09,6769,2708,1552019202020212022◦マーケティングの自動化システムを活用したオンライン/オフラインのマーケティング活動の推進◦目標達成に向けた業務フロー管理6.5%増)と増加したほか、ばね事業は新型コロナウイルス感染症の影響を受けつつも51億26百万円(同0.1%増)とほぼ横ばい、機械事業は半導体不足、資材価格高騰の影響を受けて15億62百万円(同26.6%減)と軟調な展開となりました。2022年9月期のマルホ発條工業グループの売上高は92億70百円(同4.2%減)となっています。 第3次中期計画の最終年度である2023年9月期は、「現場力の横展開」を基本方針に定めました。前期に強化した製造現場力、営業現場力、品質現場力の<3つの現場力>を各事業に横展開、グループ売上高107億円の達成を見据えつつ、新たなニーズへの対応力を強化していきます。また持続的成長の基盤となる風土改革、業務改革にも注力します。事業部間における人材などの交流を活発化させることで、各事業におけるテクノロジープラットフォーム(技術基盤)の全社活用を目指していきます。*後工程には絶対に不適合品を送らず、一人ひとり の作業の範囲内で品質を点検する考え方◦ものづくりツールの標準化◦品質ポイントを明確にした指図書の充実◦自工程完結*のものづくりの推進製造現場力営業現場力品質現場力2022年9月期の振り返りと持続的成長に向けた取り組み

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