事業領域の拡大23 医療用医薬品事業においては、皮膚疾患領域以外の研究開発パイプライン強化に向けて、候補品の早期導入に注力するとともに、新たな候補品の探索および参入戦略の策定を継続しています。がんの支持療法領域においては、2018年10月に共同研究契約を締結した国立研究開発法人 国立がん研究センターと協働して、臨床応用の検討を進めるなど、引き続き、領域を限定することなく、患者さんのニーズに的確に応えるという視点で、新たな治療提案に取り組んでいきます。デルマクイックVZVエムラインAdenoデルマクイック爪白癬エムラインStrep Aマルホがグループとしての成長を加速させるためには、新たな成長ドライバーの獲得が欠かせません。マルホはグループ企業や提携企業との協業により、従来の事業領域の枠を超えたチャレンジを続けていきます。 第4次中期計画では、皮膚疾患医療用医薬品以外の活動である「マルホグループの強みを活かした事業領域の拡大」を戦略の柱のひとつに掲げています。綺麗な肌で過ごしたい、アクティブに生活したい、苦痛を軽減して平穏に暮らしたい、何気ない日常生活を大切に、より豊かにしたいといった、皮膚疾患にとどまらない幅広いニーズに応えるため、マルホとは異なる強みを持つグループ企業や提携企業との協業を通じて事業領域を拡大し、最善のソリューションを提供していきます。 治療に必要不可欠な「診断」も含めた総合的な情報提供によるケアサイクルの推進に向けて、マルホは診断薬事業の拡大に経営資源を積極投入しています。2018年に発売した水痘・帯状疱疹ウイルス抗原キット「デルマクイックVZV」、2021年に発売したアデノウイルス抗原キット「エムラインAdeno」および溶連菌抗原キット「エムラインStrep A」に続き、2022年6月には国内初のイムノクロマト法を用いた白癬菌抗原キット「デルマクイック爪白癬*」を発売しました。迅速かつ正確な診断の支援を目指し、これからも皮膚疾患を中心に体外診断用医薬品市場の開拓・深耕にチャレンジしていきます。*デルマクイック爪白癬は、JNC株式会社が製造販売、マルホが販売していますグループ企業、提携企業とのコラボレーションによる新たな事業拡大マルホグループの強みを活かした事業領域の拡大診断薬事業
元のページ ../index.html#25