マルホレポート2021
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05007(百万円)100,000■ 売上高 ■ 営業利益 ● 営業利益率86,90285,20976,72280,00017.060,00012.540,0009.720,00014,73110,6317,424201620172018Copyright © 2022 IQVIA. IQVIA JPM2020年4月~2021年3月をもとに自社分析*無断転載禁止(塗り薬) : 軟膏、液、クリーム、ローション、ゲル2021年9月期(%)89,17188,9542596,75422.7201513.813.91021,94212,34712,333201920202021社長メッセージマルホグループ売上高マルホの疾患領域別売上高構成比率(医療用医薬品)皮膚疾患領域96%大腸肛門・内科など4%皮膚疾患MR 総合評価にて「評価No.1/ 高い」と回答した皮膚科医師の割合株式会社インテージヘルスケアによる、皮膚科医師へのアンケート調査(Rep-i 2021年8月調査)をもとに作成回答医師数:皮膚科医544 名(2021年8月調査) *無断転載禁止皮膚科医師のMR総合評価 2021年9月期は好調に推移し、売上高・利益ともに過去最高を大幅に更新しました。連結ベースの売上高は前期比8.8%増の967億54百万円を達成、医薬品事業の売上高は877億24百万円(前期比8.5%増)となりました。利益面でも、営業利益は219億42百万円(同77.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は149億2百万円(同135.9%増)と、いずれも前期を大きく上回りました。戦略的な施策や取り組みが奏功し、持続的な成長にさらに弾みがついた意義ある年度であったと振り返っています。売上高/営業利益/営業利益率国内皮膚疾患医療用外用剤(塗り薬)市場シェアNo.1 外用剤(塗り薬)に関して独自の知見とノウハウを有するマルホは、アトピー性皮膚炎やざ瘡(ニキビ)、乾癬、感染症など、幅広い疾患領域において、患者さんの皮膚の健康に貢献しています。同時に、質の高い製品の供給にとどまらず、医薬情報担当者(MR)による情報提供活動においても国内の皮膚科医師から高い評価と信頼を獲得しています。 積極的なアライアンスもマルホの特徴のひとつです。海外を中心とする大手製薬企業との提携や国内外の製薬企業、研究機関等とのライセンス活動を推進し、皮膚疾患治療の可能性を広げてきました。また国内外のグループ企業との連携・協業を通じて事業領域を拡大。診断薬、医療機器、セルフケアなどの広範な事業展開により多様な皮膚疾患ニーズに的確なソリューションを提供しています。とくにマルホの一部署としてスタートしたマルホ発條工業株式会社(以下、マルホ発條工業)は、マルホとの緊密な連携のもと、高度な精密加工技術を駆使して、ばね事業、医療機器部品事業、機械事業など幅広いビジネスを展開し、着実な成長を続けています。2021年9月期(2020年10月~2021年9月)の業績マルホの特徴と強み967億円(前期889億円) 39%96%59.4%No.1

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