マルホレポート2021
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24亀岡工場 マルホ発條工業は、「真実の追求」という社是のもと、誰もが幸福に暮らせる社会の実現を目指しています。こうした経営姿勢は、2015年に国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」の理念に通底するもの。マルホ発條工業は事業活動を通じてSDGsの「すべての人に健康と福祉を」の達成に貢献するとともに、ダイバーシティの推進、コーポレート・ガバナンス体制の強化、地球環境保全への寄与、コンプライアンスの徹底といった多彩な取り組みを通じて、マルホグループの社会価値の拡大を図っています。 国内外に多数の生産拠点を擁するマルホ発條工業にとって、地球環境に対する貢献も、自社ならびに社会のサステナビリティを担保するための重要な経営テーマです。厳格な環境方針のもと、産業廃棄物の削減、リサイクル商品の積極採用、環境負荷物質の低減など、様々な施策・取り組みを通じて自然環境の保全に注力。また海外企業との取引関係も多いことから、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組みである「国連グローバル・コンパクト」(UNGC)への対応にも力を注いでいます。さらに2021年6月に行われたFOOMA JAPAN 2021(国際食品工業展)に、脱プラを促進する包装機「サステナブルなブリスター」を出展するなど、製品・サービスによる環境改善にも取り組んでいます。  マルホ発條工業は今後も、R&Dセンターを中核組織として産業と社会の発展を支える先進的なソリューションを創出するとともに、経営体制の高度化を通じてESG経営のさらなる深化を目指していきます。また、フェア(お客さまのご要望を正確に)、ロジカル(衆知を集めて議論)、スピーディー(プロ意識を持ってまずやってみる)の各要件を満たした「心のこもった仕事」を継続することで、働く人すべての物心両面の幸福を追求してまいります。ESG経営の深化により、SDGsの目標達成に貢献

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