マルホレポート2021
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COLUMN17患者さんに届けるために、患者さん向けのウェブサイトのリニューアルやLINEを活用した情報発信など多彩な取り組みを進めています。今後はオンライン診療の浸透を見据え、医療関係者と患者さんをつなぐツールやソリューションの拡充を加速させていく方針です。*PIT(Patient Initiated Therapy):再発性の単純疱疹(単純ヘルペス)の患者さんが、あらかじめ処方された薬剤を、ヘルペスの症状が出現した時点で自身の判断で服用する治療方法 マルホでは多彩な医療ニーズに即応するため、医療関係者を対象とする新たな情報提供体制の構築に取り組んでいます。2020年より、MRを地域特性を踏まえた情報提供に特化した「皮膚疾患エリアリーダー」と特定の疾患に対する専門的な情報提供に特化した「領域メディカルスペシャリスト」に進化させ、両者が緊密に連携することで、事例の共有や分析、ネットワーク構築などのスピードアップを図っています。新型コロナウイルス感染症ニキビ治療の総合情報サイト「ニキビ一緒に治そうProject」スペシャルページhttps://www.maruho.co.jp/kanja/nikibi/special-music/ヘルペス治療の総合情報サイト「ワッツヘルペス」スペシャルページhttps://www.maruho.co.jp/kanja/herpes/special/(左から)マーケティング・デジタル戦略部伊藤初音、恩田沙織、岩橋洋平情報発信には、YouTubeやウェブサイト、SNSなどを活用しています。患者さんが医療機関に行きやすくなるような情報の提供や、その後のよりよい暮らしの「きっかけ」になるよう、「分かりやすく、親しみやすい」コミュニケーションを心がけています。LINE 公式アカウント「ヘマンジオル®服薬サポートサービス」乾癬の患者さん向けページ「乾癬.com」https://www.maruho.co.jp/kanja/kansen/株式会社ローマン工業情報提供活動の感染拡大による情報チャネルの変容を受け、リモート面談の標準化や医療関係者向けウェブサイトのリニューアルなど、デジタルの活用促進にも注力しています。このほか、皮膚科医師に限らず、皮膚疾患に携わる医療関係者に対しての新たな情報提供活動にも取り組んでいます。広く、深く−医療関係者との双方向コミュニケーション

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