マルホレポート2021
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COLUMN15社内で検討会を定期的に開催して、患者さんや医療関係者などの現場の声に耳を傾け、新たな医療ニーズの発掘や革新的なアイデアの検証を行っています。また、大量生産に適した現行の一貫充填包装ラインに加えてフレキシブルな少量多品種生産体制を整備し、QCDF*のさらなる向上を目指していきます。*QCDF:品質(Quality)、価格(Cost)、納期(Delivery)、柔軟性(Flexibility)の頭文字をとったもので、生産活動における評価指標のひとつ。 近年、製造業においてもSDGs(持続可能な開発目標)への貢献が強く求められるようになってきました。マルホでは、4工場体制を基盤とした迅速かつ安定的な製品供給に努めると同時に、各拠点における環境負荷低減の取り組みなどを通じて、持続可能な社会の形成に寄与しています。(左から)CMC企画部木村祐子、藤井正浩、逸崎工、飯尾稚晶、久保田恭章私たちは、医薬品の品質向上と製品改良に向け、様々な部署が集まる検討会を運営し、それぞれの現場の声を持ち寄っています。自分たちだけでは知り得なかったニーズから思いもよらないアイデアが生まれ、製品改良や品質向上につなげることができています。長浜工場立山製薬工場彦根工場ローマン工業生産活動また、時間単位の有給休暇制度の導入など、従業員のモチベーションを高める働き方の見直しを通じ、生産現場全体の一層の活性化を追求しています。今後も高品質で安全かつ安定的な製品供給を通じて、すべての人々が健康に暮らすことのできる豊かな社会の実現に貢献していきます。持続可能な社会の実現に貢献するために

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