褥瘡の予防(ケア)
リハビリテーション
関節拘縮の予防方法
関節拘縮とは、不動などによって関節の可動域が減少することをいいます。特に、股関節・膝関節の屈曲拘縮などが発生すると体動を困難にさせ、殿部局所にかかる体圧を高めることにつながり、褥瘡発生の要因となります。
関節拘縮を予防するためには、その最大の原因である不動に対して他動運動(他動的に関節を動かすこと)の実施と、関節拘縮を最小限に留め安定した姿勢をとるためのポジショニングが重要です。
MEMO
関節拘縮の好発部位
肩関節の屈曲・外転制限、肘関節・手関節・手指の屈曲拘縮、股関節の屈曲拘縮と外転制限、膝関節の屈曲拘縮、足関節の尖足拘縮。