日本医師会「インターネット生涯教育協力講座」のはじまり

医師の生涯教育は、国民に質の高い医療を提供するため、また患者安全の確保のためにも、医師に課せられた一つの責務であります。日本医師会では、会員の生涯教育を推進するために、これまでさまざまな取り組みを行ってきました。

その代表的なものは、1921(大正10)年以来刊行している『日本医師会雑誌』(刊行当初の誌名は『醫政』)であります。1954年に短波放送によるラジオ番組「医学講座」がスタートしましたが、その後、多くの製薬会社の協力により日医の生涯教育も充実してまいりました。また教育媒体も多様化し、テレビジョンを使った医学番組として1960年以来、「話題の医学」(万有製薬提供)が企画され現在に至っております。

一方、1964年から始まった藤沢薬品工業(現アステラス製薬)提供の「テレビ医学研究講座」は、1989年に「ビデオ生涯教育講座」に衣替えし、その後、2002年からは、IT時代を反映して「インターネット生涯教育協力講座」へと発展しました。「インターネット生涯教育協力講座」はこれまでの放送システムとは異なり、オンデマンドに視聴できることから大きな注目を集めています。

日本医師会の生涯教育に、この「インターネット生涯教育協力講座」が加わったことは画期的なことであり、この講座を通して日医会員の生涯研修がさらに向上することを祈ってやみません。


生涯教育講座と生涯教育協力講座の違いについて

「日本医師会生涯教育講座」とは、医師会が主催し、「日本医師会生涯教育カリキュラム」を参考にしてプログラムを作成し実施している講習会等をいいます。

「日本医師会生涯教育協力講座」とは、協賛会社の協力を得て行う生涯教育で、日本医師会内の生涯教育推進委員会、学術企画委員会が企画・承認を行っているものをいいます。

インターネット生涯教育協力講座は、当初、インターネット生涯教育講座としてスタートしましたが、医師会主催のコンテンツと区別するため、インターネット生涯教育協力講座と名称を変更しました。

このため、以前制作した講座の一部にインターネット生涯講座の名称が残っておりますことを、ご了承下さい。